ファンタジーの部分を遊園地にしたのはベタだけれども
自分が実際に感じた景色でした。
その時は恋愛がらみではなかったけれども
大人になる成長の一過程で
膨らんで先走る夢を傍若無人に追いかけては
挫折を味わっている時でした。
地元を離れてひとりぼっちで誰も自分を認めてくれる人なんていなくて
夜道ひとりでとぼとぼ、角を曲がったその時
視線の先にキラキラした観覧車が見えました。
あぁ（自分が先に見ていたものは）幻だったんだ、と一瞬で目が醒めた感じがありました。
今思えば「大人」になった瞬間だったと思う。

遠くのものにすがらずに手を離す。自分の足で一歩。

この動画のリンさんは成長に必要なひとつを乗り越えようとしている。

というのが、ひとつの側面。
そしてもうひとつ。

「待ってたって白馬に乗った王子様なんて来やしない。自ら歩け少女たちよ。
その先には、全然理想通り（王子）じゃないだろうけど
自分の頭の中の想像など及ばない出会いが待ってるのだから。」
と、ちょっと偉ぶったことを自分は言いたかったんだと思う。


動画を作ってる時は、自分の性別を放棄してることが多いのですが
えりゃーさんの曲を聴くと、どっかいってたはずの自分の乙女心と遭遇するのが
本当にいつも不思議。たまらん 。

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