人とVocaloid、の2つの動画を作らせてもらう中で感じることをもうひとつ。
人間の声にはやっぱり希望があるなぁということ。
たとえどんな絶望の中うたったとしても、生命のぬくもりみたいなものは消えることはないということ。
ルカの声の時に感じた「かなしみ、切なさ、儚さ」が
☆彩☆さんの感性によって女性らしさや柔らかさが前面に出て「希望」の方に視点が変わったと感じたので
ルカ版の動画に人間の視点を加えようと思った。
「Vocaloidの視点」+「他者の視点」+「個人の視点」、さらに「その動画を見る視点」の四重構造。
同時に「tsさんの視点」+「オサレPの視点」+「☆彩☆さんの視点」+「視聴者の視点」。
☆彩☆さんの文章を読むと、優しくて柔らかくて
包み込まれるような声そのままで
天性のものなんだなぁと思う。生むとか育むとかそういう女性的なものが感じられて
切ることで何かを生み出そうとするデストロイヤー(破壊者)な私は
ただただひれ伏したくなる。
いつか人間の実写を入れこんでみたいなぁと思っていて
ちょうど乗ってくれる人もいたので実現。
撮影含め楽しくて、そのあたりのぬくもりも含まれていればいいなぁと。
2009.11
オサレP
|