自分のやっていることを覆すようなことをいきなり言ってみると
個人的には音楽に映像は無くてもよい派です。
音をまるまま享受して、繰り返し聴いてるうちに映像が浮かんできて
溢れてくるのを止められなくて動画を作る。公表する。
こうやって自分のやっていることはエゴだと思っていたので
最初の頃は、発表されてから時間が経っている曲に
私はこう感じたよ、という曲のひとつの側面を提示する形で
ひっそりとニコニコ動画にアップしていました。
最初にtsさんから新曲の画を、という便りをいただいた時
とても嬉しかったのと同時にとても不安でした。
真新しい曲が世に出る瞬間に、私の個人的な中から出てくるイメージがくっついていて良いのかと。
それだけ音楽(その作者さん)への畏敬の念が自分の中にあるわけで。
音楽は自分にとって聖域のような。大げさじゃなく。
その不安と喜びは今でも変わってなくて、Room sized Logicのミク版の動画を作る時
自分の中から出てくる映像より歌詞だけの方がいいんじゃないかと思いつつ
曲を聴きながらどんどん溢れてくるものは止められなくて映像化させてもらいました。
曲と真摯に向き合い、尊敬と愛情がある限り、道は外れないんじゃないか、と
今は曲と映像の関係を信じ始めている。
前置きが長くなったけれど、こちらのこめるさんのうたってみたの動画は
歌詞を前面に出したいというもうひとつの思いを実現。
相変わらずこめるさんの歌声は素晴らしい。女性に惚れるという感覚を抱いたのはこめるさんの歌を聴いた時が初。
こめるさんが歌う隣でクールに(ここはあえてクールなイメージ)ギターを掻き鳴らすAETAさん
その反対隣でノリノリに(ここはあえてノリノリなイメージ)何か(なんという名前の楽器だろう)を弾くtsさん
こめるさんに群がる輩に蹴りをくらわす守衛の私。
歌声と曲と歌詞とギターを存分に楽しめる動画になることを目指して。
(こめるさんの歌声とそらるさんの歌声がループする。繋がる広がる。)
2009.12
オサレP
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